やっと遺産相続の手続が終わってから見つかった遺言書

私たちは女ばかりの4人姉妹で、父が亡くなった後4人で集まってそれぞれの気持ちをしっかりと確認しあい、やっと全員が納得できる形で遺産の分割協議が整いました。ところが、やっと話し合いで折り合いがついた後、父が遺言書を残していたことがわかりました。遺言書が出てきたことに驚いた姉が、動揺してその遺言書を勝手に開封してしまったことから、その後の遺産相続手続がとてもややこしいことになってしまったんです。

父の遺言には姉に不動産の多くを遺すと書かれていたのですが、問題は父の遺言を勝手に姉が開封してしまったことにありました。見方によっては遺言の内容を自分に有利なように書き換えたといわれても仕方のないことで、自分たちが全員で納得して決めた分割協議の内容とは異なる、いわば遺言の発見者である姉に有利な内容だったために話がこじれてしまいました。遺言書がある場合には相続においては最優先されることになるそうで、全員が納得した遺産分割協議の内容まで覆す効力があるようなのです。

納得できないのは他の3人の姉妹たちで、せっかく進もうとしていた遺産相続の手続が白紙になってしまったことになります。私たち姉妹は元々は仲も良く何の問題もなかったのに、父が遺産相続がスムーズに行くようにと残した遺言状によって争いがうまれてしまったのはなんとも皮肉な話です。ともかくこれからどうすべきなのか弁護士に相談することになりました。